耐震強度
-簑島建築が考える耐震-
地震大国こそ安全な家であるべき
私たちが住む日本という島国は広い世界中から地震大国と言われています。
その理由がマグニチュード6以上の大地震の約2割が実にこの日本で起こっているからです。阪神淡路大震災や東日本大震災、熊本地震、も覚えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
昨年2021年から、日本では地震の活発期に入ったとも言われています。
私たち大工も、お施主様と同じく慎重に、耐震性の欠かせない家造りを家を求められています。
材料から丁寧に選定すること
家の土台となる基礎はもちろんのこと、土壌、そして、私たち簑島建築では材料から一つ一つ丁寧に選定しています。
ローコスト住宅、ハウスメーカーには難しい事が、私たち大工には出来ることを是非知っていただきたいのです。
弊社、簑島建築では天然乾燥剤を使用する為、材料の選定には費やす時間を惜しみません。これはお施主様と簑島建築の信頼でもあり、私たちのプライドでもあります。
育った気候、風土、年数が違えばその木の持つ個性や特色なども当然違ってきます。
それらすべてを見抜くこと。それが大工だからこそお施主様に提供できる仕事だと思っています。
行きたい方向に行かせてあげる
木材を選定するとき、適材適所を見極めること、これは言われている以上に本当に大切なことです。
「木は子どもと同じように行きたい方向に行かせてあげる」これは私のこだわりの一つです。子どもがやりたいことをさせてあげる親心のようなものだと思っています。
私たち人間の勝手な希望とは裏腹に、木は曲がりたい方に曲がっていき、それを無理に固めたり、違う方向に使用すると後で取り返しのつかないことになります。
ですが素直な木はしっかりと木の目を見ることで、適材適所にその力を発揮していくものなのです。
例えば欅(けやき)など、癖の強い材料を間違えて(木の目を読み違え)大黒柱などに使う場合は、本当に注意が必要です。
こうなってしまうと家全体を動かしてしまい、私たちもお手上げです。
建物の何を一つとっても支える木は一本足りとも、選定に間違いは許されないのです。
保障などは当然のこと
今では書面やコンプライアンスなどがどんどん増えていき、私ども職人にとっては住みにくい世の中になってきてしまいました。
しかし、大工もそれに伴い、職人だから「てやんでぃ!べらぼうめぇ!」などと言ってはいられません。
何かあったら最後まで面倒を見る。そういうことは一昔前なら言わずとも分かり合えていた事でした。
しかし、お施主様や、私たちもお互いを守るために、きちんとした説明、保証も万全を期して取り揃えておりますのでどうぞご相談ください。
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